ドクターと看護師の人間関係
ドクターとの人間関係に悩む看護師
看護師の人間関係の悩みは、一緒に働く看護師だけではありません。時にはドクターとの人間関係において悩む看護師も少なくありません。ドクターとの人間関係は、大きな病院ではお互いに意見を交わして、看護師の立場からはっきりと気持ちを伝えることができる場合もありますが、クリニックなどでは、ドクターが経営者であることも多く、ドクターに言いたいことを言うことができずに悩む方もいます。
若いナースで機嫌が良くなるドクター
経営者であるドクターは、クリニックで働く看護師に対して平等な対応をするのが義務となっています。しかし、現実には、若いナースが働いている時間には機嫌がよく、年輩のナースだけの時間になると、とたんに無口になったりするドクターもいます。
こういったドクターの場合は、年輩の看護師に対して厳しくなりやすく、ちょっとしたミスでも見逃さずに突っ込んでくる場合があります。若いナースで機嫌が良くなるドクターに対しては、経験のあるベテラン看護師として日ごろからミスをしないように心がけるようにしましょう。自分が悪くないのに責められたりした場合には、すぐに謝ってしまうのではなく、毅然とした対応をすることも大切です。自分が悪くないのに謝ってばかりになると、そのうちストレスの捌け口にされてしまうこともあるので要注意です。
機嫌が悪いと、とことん機嫌が悪くなるドクター
ドクターの中には、機嫌が悪くなると、とことん機嫌が悪くなる人もいます。このようなドクターに対しては、ドクターも人間であると思うようにしましょう。また、こういったドクターは、周りが機嫌を取ろうとすればするほど機嫌が悪くなるのが特徴です。機嫌が悪い時には、しばらく必要以上の接触を避けるようにすることで、温和に仕事を進めていくことができるでしょう。時間が経つといつの間にか機嫌が直っていることもあります。
無口なドクター
ドクターの中には、もともとおとなしい性格で、口数が少ないドクターもいます。おとなしいドクターは、言葉数が少ないため、何を考えているのか分からないこともあるでしょう。このようなドクターは、無口になることに対して悪気はないのですが、ついつい静かになってしまうようです。
無口なドクターに対しては悩むことはなく、自分からドクターに興味をもって話題を持ち掛けていくことにより、相手のことを知ることができる場合もあります。最初は無口だったドクターでも、会話を続けていくうちに心を開いて、そのうち自分から話題を振ってくれるようになることもあるでしょう。