【グループ病院編】葵会グループの特徴と評判

■葵会グループの特徴

ここ数年で、非常にのびているグループが葵会です。

新規病院の立ち上げも行っていますが、M&Aで既存の病院を譲り受けて経営を行うケースも少なくありません。

年間で2~3ヶ所の病院を新規、経営を新たにオープンさせています。

法人名は葵会の他に、あずま会、桜会など16の法人をグループに収めています。

元々は広島県の整形外科クリニックから始まったのが、昭和47年。現在は病院、老健施設、学校などトータル107の施設を展開するまでに成長しています。

 

■葵会グループで働く特徴メリット

1、療養、精神科に強みがある

107の施設を見ると、一般病院ももちろん含まれておりますが、全体としては療養、精神科(慢性期、認知症など)、リハビリ病院を多く運営しています。

これからの高齢化社会を支える介護、療養の分野に強みがあるので、今後の経営状態も非常に安定していると言えますね。

 

2、柔軟な雇用形態もあります

看護師さんの働き方は、夜勤有りの看護師さんは歓迎ですが、日勤常勤や、病院によっては夜勤専従常勤などの柔軟な雇用形態があります。

リハビリにも力を入れている病院が多いので、多職種との連携も大切とされており、比較的若手が活躍している印象がある施設も少なくありません。もちろん、子育て中の看護師さんが多く活躍している病院もあるので、家庭の都合と合わせて長く活躍できる職場があります。

 

3、給与が高め

葵会で働く魅力は、なんといっても高めの給与にあるのではないでしょうか。

特に夜勤有りの勤務をできる方へのおススメポイントになりますが、夜勤手当が高いんです!1回1万8000円にもなるので、通常通りの4回入るだけで月7万2000円なります。夜勤専従常勤が可能な病院であれば、月9回の夜勤で16万2000円!!給与が高くなるわけですよね。

 

■葵会グループで働く特徴デメリット

1、実は結構忙しい…

上でもお話したように、医療度が高めの方の受け入れをしているので、重症とも言える方の看護もしなければなりません。しかし、看護配置は療養だと15:1。つまり、少ないスタッフで、多くの患者様を看る上に、医療度が高い方が多いとそれだけで業務がパンク!という病院も、チラホラ耳にします。

忙しいのは仕方ないから、とにかく給与と割り切れる方には良いかもしれません。ただ、一般的な療養のゆったりした空間を想像すると、少しギャップに苦しまれるかもしれません。

 

2、人が足りない!?

看護配置15:1なので、通常のシフトでは日勤帯に看護師が4~5名いることになります。しかし、お子さんの体調不良などが重なってスタッフの欠勤が多いと、60床を2名で看るなんてこともしばしあるという病院も聞きました。

こんな日が時期によっては数日続くこともあるそうで…スタッフが疲弊しているという病院もあるようなので、面談などで病棟を見学の際にはナースステーションの様子や、患者様の受け持ち人数などを確認することをおススメいたします。

 

 

メリット、デメリットをいくつか挙げてきましたが、107も施設があると、病院や施設などによって大きくカラーも異なります。

もちろん、スタッフの人数や業務の内容も異なるので、葵会がいいなと思ったら、まずは通勤圏内の葵会の施設からチェックしてみましょう!

また、遠方から転居希望の方には病院であれば、寮(借り上げ寮含む)を併設している病院も多くありますので、福利厚生も充実しているのはグループ病院ならではですね。