看護師の住宅手当について
こんにちは、ハチです。
福利厚生の中でもニーズの高い寮について、以前お話しました。(看護師寮について)
ペット可の寮や、家族寮が希望のエリアや病院にない場合どうしたら良いでしょうか?
または、病院が決めたエリアや物件に住みたくない看護師さんもいますよね?
そんな看護師さんには、住宅手当が充実した病院がオススメです。
住宅手当とは?
住宅手当は言葉のまま、住宅補助のことです。
もちろん給与と一緒に現金支給になるので、これはお得。
ただし病院により規定や金額は様々。
例えば大手A、I、Tグループでは、住宅手当として常勤看護師には一律1万5000円を支給…という、一律支給タイプ。基本給があまり高くない場合に、何かしらの手当として支給して給与のベースアップをしている切り口ですね。
もっとも世帯主ではない方にも支給されるため、嬉しい支給ルールです。
多くの病院では、住宅手当の支給対象は世帯主としています。
更に単身者に限る、29歳まで、賃貸物件の世帯主、購入の世帯主は◯万円など細かいルールがありますよね。
例えば首都圏の公的病院は、賃貸の世帯主の場合2万7000円が上限に設定されています。
(公的全般が同額なのが面白いですよね。)
住宅手当は寮費ではなく、あくまで手当です。
賃貸物件を借りる際、他の費用(敷金、礼金、転居費用)はもちろん自費。
しかし都内には敷金、礼金無料の物件も増えておりますので、寮のように利用しようと思えば探せる物件も◎
万が一退職しても、寮ならば退寮しなければなりませんが、自分で契約した賃貸物件ならそこから通える病院に転職もできるというメリットも。
条件の良い寮や、ペット可の寮、家族寮をお探しの方は、住宅手当が手厚い病院を探してもらうのも良いでしょう。
住宅手当の高い・低い
住宅手当って、いくらくらいが平均なのか?
病院によって様々なルールがあるので、平均を出すのは難しいのは正直なところ。
ただ病院の給与を聞いていると、1万円~1万5000円程度の住宅手当が多いですね。
都内で8000円程度の病院もありますが、女性一人暮らし物件の家賃では1割にも満たないでしょうから…申し訳程度に出ているということですね。
中には4万程度支給になる病院もあります。
23区内のS病院では、家賃の半額で上限が4万2000円なんて住宅手当を支給している病院もあります♪
4万2000円出して貰えれば、10万の物件に5万8000円で住めるわけです!!
10万円もあれば、都内の1Kマンションくらいには住めます♪
家族寮を希望の方も、10万円で2DK~3LDKの物件を探すことは難しくありません。
支給条件は賃貸の世帯主であれば、物件タイプの制約はないことが多いのが住宅手当の魅力です。
住宅手当も課税対象
住宅手当が高い、給与が高くなって嬉しい~!と喜ぶ前に。
住宅手当も課税対象です。
つまり高い住宅手当であればあるほど、税金額も増えるんです。
悲しいですよね~。
もっとも、給与が高くなれば税金も高くなりますが、もちろん可処分所得(いわゆる手取り)も増えるので…
結局は給与ベースのアップは大切なことです。
しかし住宅手当高めの病院から転職する場合、他の病院は住宅手当は高くないことが多いので…
住宅手当の落差に愕然とする看護師さんが多いです。
ただ住宅手当はあくまで手当。
広い視点を持って転職活動に挑めると良いですね。
byハチ