幸せな退職交渉について
4月の入職を目指して、12月~2月頃までは転職市場も活気があります♪
逆に…
各病院の管理職を始め、どのくらいの看護師が3月末に退職するのか…ヒヤヒヤしている看護師さんも多いのではないでしょうか?
例年2~3月は有給消化、退職者の発生もあって看護師の人員確保にあくせくする病院が多いものです。
転職活動をする看護師さんがいるってことは、退職の話をする看護師さんも多い時期なんです。
退職交渉が一筋縄にいかないことは、先輩や周りの看護師さんの退職秘話を聞いている方も多いですね。
どうしたら退職交渉はすんなり進むのでしょうか?
引き止められることが前提
経験ある看護師さんが退職するなんて、病院にとっては大きな財産の損失です。
退職を申し出たら「はい、そうですか…」なんて、すんなり退職を受け入れてくれる病院はごくわずか。
(そんなにすんなり受け入れてもらえたら、逆に心配になります)
二度も三度も話し合いの場が持たれて、その都度引き止められてしまうのも退職あるあるです。
「退職交渉」というネガティブなこと、誰でも嫌なものです。退職交渉に慣れている人なんて、いませんよね。
お世話になった職場や先輩に、辞めるなんて言いづらいですもの(涙)
嫌だな…言いにくいな…なんて思っているのに引き止められたら、やっぱり退職時期を改めようかな…って思い直してしまいます。
この手の話は、どこの病院でも、どの看護師さんでも経験しています。
管理者は退職者を出せば、それは管理能力への評価に反映されます。自分の評価も大切ですし、組織の維持も大切ですから、退職者を引き止めるのが管理職の仕事。
お互いに希望があるので、難航するのは当たり前と思って初志貫徹!退職交渉はきちんと思いを伝えるべきです。
もっとも退職交渉に勝ち負けはありませんが、次の職場が決まっている方や、どうしても退職したい思いがある看護師さんは退職交渉を乗り切ってこそ希望が叶うものです。
退職に戸惑うことでかかる迷惑
もし次が決まっている看護師さん。
入職時期や内定の時期をずらすことで、次の職場に少なくない迷惑がかかります。
受け入れる方は、人員を整えてあなたを待っています。
また採用の話があっても、あなたの入職を待って断っていることもありますよね。
今の職場に残ろうか、転職しようか迷っているうちに時間が経ってしまった…
結果、直前になってやっぱり辞めるとなれば、今在籍している病院には大きな迷惑がかかります。
人員の補填は、早く退職を伝えれば伝えるほど間に合うのですから。
退職は1ヶ月前に必ず打診すること…と、就業規則には書かれている事が多いです。
しかし1ヶ月前に言えばいいか…ではなく、円満退職を希望しているのであれば1日でも早い退職を伝えるようにしましょう。
早ければ早いほど、人員採用計画も立ちますし、スタッフの教育もできます。
飛ぶ鳥跡を濁さずとは言いますが、退職者が出ること多かれ少なかれの迷惑はかかるのは当然なので、そこは割り切って最小限の迷惑に留められるようにすることも辞める者の勤め。
最後まできちんと仕事をし、引き継いでいくことが、円満な退職交渉と言えるのではないでしょうか。
きっとお悩み中の看護師さんも多い時期でしょう。もちろん色々考えた結果、今の職場に残れる方法が模索できるならそれもベストです!