夜勤がある看護師の仕事
患者さんが入院している病院で働いている看護師は、シフトの中に夜勤が含まれていることが多いでしょう。夜勤のある生活は、ベテラン看護師になると慣れてくる人もいるようですが、仕事を始めたばかりの頃は不規則な生活による悩みを抱える看護師もいます。そんな不規則な生活を続けながら看護師の仕事を続けていくためには、どのようなことができるのでしょうか。
不規則な生活にまつわる悩みを解決方法を紹介していきます。
不規則な生活により太ってしまう
看護師の中には、生活が不規則になってから、1日の中での食事の回数や量が増えてしまったことから、看護師になってから太ってしまったという人もいるようです。看護師の仕事は立ち仕事が基本になりますが、実際の運動量だけを見てみると、以外と少ないものなのです。
不規則な生活でも、毎日の活動を続けていくためには食事は大切です。下手に食事の量や回数を減らそうとすると、それが原因で体調を崩してしまうこともあります。食事の量や回数が増えている場合には、運動をしてカロリーを消費するのが良いでしょう。ウォーキングなどの有酸素運動は、カロリー消費にお勧めです。仕事の前後にジムに通う習慣をつけるのもよいでしょう。
太ってしまう原因には、ストレスも関係しています。不規則な生活習慣からからだがストレスを受け、その結果太ってしまうこともあるのです。ジムや軽いウォーキングは、気分転換にもなります。また、運動をすることにより、小さな悩みがどうでもよくなるなど、メンタル面での向上も運動による効果のひとつです。ポジティブに仕事を続けていくためにも、1週間の中で運動する日を決めて、習慣化していくとよいでしょう。
体調を崩す
夜勤のある生活は、どうしても睡眠時間などが不規則になってしまいます。昼間、寝なくてはいけないのに、寝ないといけないと思えば思うほど、寝なくてはいけない時間に寝付けないという人もいるでしょう。また、外が明るいとどうしても眠ることができないという人もいます。
寝つきが悪くなる原因には、不規則な生活だけでなく、メンタル的な疲労と体力的な疲労のバランスが取れていないことがあります。仕事が終わって気持ちは疲れているのに、からだの疲労が充分でないと寝付くことができない場合もあります。そういった場合には、夜勤の後にジムに立ち寄り、運動をした後にホットタブやサウナでリラックスし、シャワーを浴びてから帰宅するとよいでしょう。お腹が満腹になると眠気が襲ってきやすくなることから、時間は朝でも、夕食のようにがっつりとした食事をとってからベッドに入るのもオススメです。
夜勤の後は寝なくてはいけないと焦るよりも、自分の時間をゆっくり取りながら、ベッドに入るまでの時間の過ごし方を習慣化すると、からだがリズムを覚えて、さらに寝付きやすくなります。
不規則な生活は体調不良の原因になりやすいものですが、ベテラン看護師の中には、病気に負けずに長年続けている人も多くいます。睡眠をしっかり取ることで、夜勤のある仕事でも健康なからだを維持することができるのです。