残念ながら退職してしまうとはいえ、出来れば円満に退職して次の職場へと旅立ちたいものです。
ここは小さな島国ですから、どこでまた別れたはずの人と同僚にならないとも限りません。
スムーズに退職するための、無理の無いスケジュールを頭に入れておいて下さい。
退職を考え出すと同時に、つまりこの文章を読んでいるということは、当然次の転職先を探し始めていると思います。 転職決定には探し始めてから平均2~3ヶ月が必要ですので、 このサイトでオススメのポータルサイトを利用するなり、 ハローワークなどを利用するなりして転職活動をスタートさせましょう。
遅くとも、退職のおよそ1~3ヶ月前には上司にその意志を伝えておくことが望ましいです。 病院としてはシフトを組まなければいけないため、直前で退職を告げるようなことは極力避けてください。 予備の人員を確保しておくべきという考えもありますが、少なくとも患者さんに迷惑がかかってしまっては本末転倒です。
すぐにでも退職したいという場合、退職したいことを書面もしくはメールで明確に伝えた後2週間以上がたてば、 退職は可能です。但し、就業規則や退職届けに記載した日に左右されることもありますので、注意が必要です。 特殊な就業規則などになっていないかどうか、過去に退職した先輩に話を聞くと良いでしょう。
「退職してしまうのだから残る人のことは関係ない」という風に考えてしまう人がほとんどです。
退職者の頭は次の転職先に行っているので、過剰に期待するものでは無いというのも事実です。
しかし、ここで丁寧に引き継ぎ業務を行うことによって、あなたに感謝し、その後回り回って恩返ししてくれる人がきっと現れます。
雑になってしまう心を押さえて、天使の心で最後の仕事を迎えてください。
「自分」と「今」のことだけ考えるのではなく、「他人」と「未来」のことをしっかり見据えて 上手に退職したいものです。
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