看護師の職場は基本的には女の世界ですから、絵に描いたようないじわるな先輩が多くの場合存在してしまうようです。 その中でよくある困った先輩は以下の2つのパターンに分類出来るのではないでしょうか。
看護師に限らず、どの環境にもいわゆる「怖い先輩」という生き物がいますね。内容は間違っていないのですが、 高圧的で言葉が荒く、キツい物言いをするタイプで、
「これがいわゆるパワハラか」と思ってしまいます。
但しここで、その先輩が誰にも同じように強い態度であれば納得できますが、
あなただけが特定のターゲットのようになっているようなケースは困りものですね。 職場でいじめを受けているという認識になってしまいます。
では、そんな先輩にどのように対処すれば良いのでしょうか。先輩に話して聞かせて変わってもらうというのはそもそも非常に困難です。
従って、自分の捉え方を変えるようにしてください。
つまり、「この先輩は、なぜ自分にだけ厳しいのか?」という理由を考えてみてください。
多くの場合はあなたに問題があるというよりは、たまたまターゲットにされてしまっていることも多いのが現実です。
ではなぜあなたがターゲットになっているのでしょうか。理由はさまざまでしょうが、例えば、その先輩も非常に厳しい先輩に指導されたために、
一番年齢が下で大人しくて色々言いやすい人には自然と高圧的な対応をしてしまう、
というのが理由かもしれません。
もしくはあなたが若くて可愛いからおばさんとしてなんとなくムカついてしまうとか、
昔嫌いだった友達に雰囲気が似ているから、などいろいろ有ると思います。
その先輩の振る舞いの背景まで考えてあげることで、
その先輩を理解でき、少し許してあげることが出来るかもしれません。先輩もやはり弱い人間にはかわりが無いわけですから。
もちろん、先輩にばかり原因を求めて良いわけではなく、自分に改善すべきところがあるのなら、当然改善しないといけないわけですが・・・
複数の人格と付き合いながら生きている人たちがたくさんいます。別に多重人格ということではなく、機嫌が変わりやすいということですね。
あなたにも、「今日は妙にイライラするな・・・」なんていう日があるのでは無いですか?
人間はとても感情的な生き物ですから、あらゆる条件に左右されてしまうのは仕方ありませんね。
ですので、先輩の中にも普段はとても優しいのに、機嫌が悪い日は話しかけることも難しいという人がいますね。立場が上になってくると、 気ままな振る舞いが少しずつ許されるようになりますから、
先輩になってくると誰もがこういった様子になるのかもしれませんね。
やはり機嫌の悪い時は、接触しないという方法が最良です。「今日は残念ながらダメな方の人格が出てしまっているな」と理解し、 業務で必要なことだけを会話するようにしましょう。
こういう時に感情面の会話をしてしまうと相手の逆鱗に触れてしまうこともありますので、
あくまで客観的かつ論理的な会話をするように心がけてください。そして嵐が過ぎ去るのをひたすらに待ちます。
人は大きな態度を取ったり注意することで、自分の地位を相対的に高くし、
自己満足を得るという特徴がありますので、あまり刺激せずに怒らせておくくらいの余裕があると良いですね。
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