看護師さんと言えば夜勤です。一般企業や役所などに勤めている人からすると、考えられない働き方と言えます。 毎日の仕事時間と就寝時間が定まらないわけですから、当然体調を整えるのも難しくなってしまいます。 それでは、具体的にはどのような問題が出てくるのでしょうか?
夜勤や準夜勤という働き方によって、決まった時間に食事を取ることが出来ません。食事の時間が乱れることによって、
体内時計がずれてしまい、その結果肥満や糖尿病になりやすいということが、
最近の早稲田大学の研究でも明らかになっているようです。
しかし、女性であれば脂肪がつきやすいのは当然です。どうしても食事制限によるダイエットを試みる方も多いですが、
まずは運動しましょう。
食事制限は副作用のリスクが大き過ぎます。痩せたけれども病気になってしまった、では元も子もありません。
最近ではヨガで汗を流したり、加圧トレーニングで筋肉をつけたり、いろいろな方法でのダイエットがあります。
友達と一緒に目標を決めて取り組むと、継続しやすいかもしれませんね。
また、運動が苦手な方も多いと思いますので、入浴によるダイエット、足裏湿布ダイエット、寒天やキャベツなどを多く摂取して満腹にする、
炭水化物を少し控える、サプリメントを利用するなどの方法も紹介されているようです。
元々我々人間は夜行性の生き物ではありませんので、夜勤は基本的には多少の無理を体に強いていることになります。
特に体が弱い方は、夜勤による時差ボケの調整にしばらく苦労される方もいらっしゃいます。
夜勤が終わった後に寝られない、仮眠時間にうまく寝付けないなどで慢性的に寝不足になってしまい、
勤務中も頭がボーっとして集中出来ないという危険な状態の方もいます。
こうなってしまってはあなただけの問題ではなく、患者さんや仕事仲間にも迷惑をかけてしまいます。
しかし、看護師として働くからと言って、必ずしも不規則な生活を受け入れなくてはいけないと決まっているわけではありません。
勤務先によっては、ドクターに診断書を書いてもらって、夜勤の数を減らしてもらうようお願いすることも出来ますし、
日勤のみの医療機関に転職する、アルバイトなどに雇用形態を変えてもらうなどの可能性も考えられます。
入院を受け入れておらず、夜勤の仕事が無い病院はたくさんありますので、
転職サイトに相談してみるのも一つの手です。→お勧めの転職サイトはこちら
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