都道府県をまたいで転職をしたことのない看護師さんなどはご存じないかもしれませんが、 勤めている医療機関の地域によって、最大35％もの給与差が出ています。 では、あなたの都道府県は全国比較でどれくらいの位置にいるのでしょうか？
各都道府県で大きく差が出ていますが、これは何も看護師さんの仕事に限ったことではありません。看護師さんの都道府県別の平均報酬は、
基本的には都道府県ごとの最低賃金の金額に比例するようになっています。
ですので、最低賃金の金額が低い九州や四国では、それにつられるように看護師さんの報酬も低くなっています。
逆に関東や関西では、ほとんどの都道府県が平均を上回っていますね。
金額だけを見ると何となく不公平な感じもしてしまいますが、
最低賃金は全国的な整合性を取るために、「地方最低賃金審議会」というところで審議した結果として出ている数値ですので、
基本的には公平になっていると思って問題無いでしょう。
ですので、給与の高さだけを見て「東京で働きたい！とならないように注意してください。沖縄と東京では賃金は30％の開きですが、 家賃は倍くらいの違いがあり、むしろ可処分所得は少ない可能性もありますので。
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