気づけば人間関係で病院を辞めていませんか?

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病院を退職する場合、人それぞれに退職理由はあると思います。

よく聞く看護師さんの退職理由は『残業が多すぎる』『有給消化ができない』『人間関係が悪い』『給与がもっと良い病院があるはず』。これらの退職理由、とってもよく分かります。どれも満たされる条件の新たな病院探しをしたくなりますよね。

さて、そこで転職活動を始めることになりますが、求人に求める条件があまりにもハードルが高くなりすぎてはいませんか?

様々な転職理由や、こんな求人探しを難航させる希望条件を言ってる看護師さんはいませんか?

 

■退職理由は全部が『人間関係』です

過去に7ヶ所転職していて、色々あったものの最終的には人間関係で退職したという看護師さん。そんなことってあるの!?と思うでしょうけれど、意外と少なくありません。

どこの病院も理由を聞くと納得はできるのですが…果たして人間関係が上手に構築できない方と、一緒に働きたいと思い採用してもらえるでしょうか?

人間関係がうまく築けない方、柔軟性がない方、問題を起こす方と思われても仕方ありません。あなたが採用担当者だったら、そんな問題がありそうな看護師さんを是非採用したい!と思いますか?答えは『NO』ですよね。

今までの人間関係、相手のせいだけにするのではなく、自分のコミュニケーションの取り方も今一度見直してみてください。

 

■給与の希望は相場ですか?

・公的病院の給与は高いです!

公的病院から転職を希望している方、あなたの給与は一般的な水準と比べると高いです!

特に公的病院は10年を越えると、格段と民間病院との差が出てきます。毎年定期昇給の幅が大きいこと、基本給が高めであること、残業手当が民間病院よりもきちんと付くこと、住宅手当や扶養手当などが充実していることが理由として挙げられます。

東京の公的病院で、15年目くらいになると残業など諸々の手当込みで700万円程度も可能です。民間病院で700万円という金額は、管理者クラスの給与です。

つまり、公的病院で勤続10年を越えてから民間病院に転職すると大きく給与ダウンするということです。

 

bf66723809a49bfa93e7c007e5b2220f_s・准看護師の高給与は難しい

現在准看護師の養成学校は閉校している学校が多いのは現状です。つまり、国でも准看護師の人数を減らしていく方向で、看護配置も看護師が重宝されています。実際に現場では、准看護師さんも看護師と変わらぬ仕事をしていると思いますが、国家資格は残念ながら正直です。病院も看護師の採用に重点を置いているため、給与差も格差が開いています。

准看護師で年収500万円以上の病院は、いくら経験20年あっても探すことが難しいと言わざるを得ません。もし現状で年収500万円以上の給与をいただいているのであれば、転職はおススメしません。

そもそも転職は給与アップできる求人ばかりではありません。給与は長く勤めるほどに高くなるので、1割程度ダウンの可能性も視野に給与条件を考えるのが良いです。准看護師の方で給与が高めの方は、2割程度年収ダウンの可能性もあり、更に同程度で考えるのであればエリアを広げて探すことを覚悟した方が良いでしょう。

 

 

色々な希望があると思いますが、100%全てが叶う職場というものはどんな世界でも難しいもの。どこに重点を置いて、何を優先していくかの順位付けを自分の判断軸としてしっかり持つことが大切です。

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