資格と役職によって変わる看護師の給料
看護師の給料は、看護師もしくは准看護師で給料が変わってきます。例えば、30代の准看護師の平均年収を見てみると、年収397.8万円となっています。それに対して、30代の看護師の年収を見てみると、468.9万円となっています。准看護師から看護師にスキルアップすることによって、給料も上がっていくようです。
また、看護師の給料は、年齢や経験年数によっても変わることがあります。新卒の新しい看護師よりは、経験のある看護師の方が給料が高くなります。
従業員の人数によっても変わる看護師の給料
看護師の給料は、働いている病院の従業員の人数によっても変わってきます。従業員が多い大きな病院では、患者の数も多くなることから、比較的給料が高くなります。それに比べて、アットホームな小さな病院やクリニックでは、従業員が少ないとともに、患者の数も大規模な病院に比べると少なく、給料も大きな病院に比べると少なくなります。
例を見てみると、従業員が1,000人以上の病院で働く看護師の年収が505万円に対して、従業員が10人から99人の小さな病院の看護師の年収は436.8万円となっています。
地域によって異なる看護師の給料
看護師の給料は、働く病院のエリアによっても異なります。日本全国の看護師の給料の中で、最も高収入となっているのが近畿地方で、月収49万円となっています。次に高収入となっているのが関東地方で48万円、そしてその次が北海道と東海地方の47万円です。
看護師の給料が少ない地域では、最安価となっているのが、四国、九州、沖縄地方、東北地方で、41万円となっており、高収入の地域と比べると1か月で10万円近くもの差があるのがわかります。看護師の仕事で高収入を得たい場合には、看護師の給料が比較的高い地域で仕事を探すというのもひとつの手段でしょう。