就職活動という非日常の出来事。
新卒の頃は、リクルートスーツを着ていけばいい!くらいにしか考えないですよね。
だって、周りがみんなリクルートスーツを着て面談に行っているんですもの。
ただリクルートスーツは、年齢があまりにも上になれば着用していてちょっと違和感もあります。
30代半ばくらいまではリクルートスーツでもまだ違和感もありませんが、30代半ばを超えたらThe新卒のようなリクルートスーツは控えた方がいいかも。
新卒の頃からスーツを新調していないと思われるかもしれませんものね~。
(参照:面接の服装について)
面談時にマスクを着けたままで不採用に
これは極端な例かもしれませんが、ある看護師さんから聞いた、本当の話。
春先の花粉時期だったので、マスクを常に着用していたそうです。(医療従事者はマスクを時期関係なく日常的に着用していますよね)
面談時にも着用していることが自然すぎて、そのまま外すことをすっかり失念していたそうです。
面談&見学を雰囲気もよく終えて、あとは結果を待つばかり…。
翌日に病院からの連絡は、不採用だったとのこと。
その看護師さんも穏やかな面談での雰囲気で、ある看護部長さんのお知り合い同士で盛り上がったのに…なぜ?と不思議に思われたそうです。
紹介会社のコンサルタントから不採用だった理由を聞いたところ、「面談時にマスクを着用したままだったから。面談というオフィシャルな場への心得がなっていない人を採用できない。」という理由だったそうです。
これは私も初めて聞いた不採用理由でした。
そこまで厳しいのか~…とも思ったのですが、一般企業の面談であればもちろん不採用の可能性が高まります。
病院の面談だった、気にされる看護部長さんは細かい服装、しぐさで不採用の結果を決断されるのだな~と、改めて気を引き締める思いでした。
見学だからジャージで参上
看護師さんの中には、見学をしてよい雰囲気だったら、面談をしたいと希望される方もいらっしゃいます。
通常既卒の場合は、面談と見学は同日に実施したいという病院の本音があるようです…が、病院側も見学のみ受け入れているところだってあります★
まずは見学から…と、調整が完了して、いざ見学日当日。
現れた看護師さんはジャージ(というかスウェット)でいらっしゃいました。
なんでも夜勤明けだったのだとか…
確かに夜勤だし、寮にお住まいだし、ジャージで通勤する気持ちは痛いほどわかります。
しかし見学に行くことが事前に分かっていて、なぜジャージ…と思ったんです。
時すでに遅しで、見学までに10分しかなかったのでそのまま見学へGO。
看護部長さんが病院を案内してくださって、聞きたい質問もしっかりできて、後日「面談を希望したい」とご本人から連絡をいただきました。
看護部長さんへ面談の依頼をお願いしたところ、「当院では、あの方を採用するつもりはありませんので…面談はいらしていただかなくて結構です。」というお返事でした。
なぜかわかりますよね?
TPOをわきまえない服装の方が、常識を持って業務に向き合ってもらえるか不安です。
見学と言っても、案内する側は面談の一環としてみています。
見学だからと気を抜かずに、面談が1回多くあるつもりで伺うようにしましょうね。
byハチ