英語を活かせる看護師の職場

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留学経験がある看護師さん、多いですよね~。

看護師さんって結構若いうちから稼げるお仕事ですから、専門学校卒業後からお金を貯めて留学するしっかり者の看護師さんが多いという証拠ですよね~。
素晴らしい!そして羨ましい限りです。

看護師と英語を活かして、アメリカでいずれは看護師として働きたい!なんて偉大な希望があり、日本でまた資金づくりをする方もいらっしゃるくらい。
しかしその英語力、日本の医療現場では活かせないものでしょうか?

外国人が多い場所を想像する

病院で働いた看護師さんは分かるでしょけれど…
日本国内の入院患者さんは、当たり前ですが日本人が圧倒的多数。
病棟内で英語を活かせるところは、ほとんどありませんよね。

外国人が多いエリアであれば、必然的に英語を使ったコミュニケーションが生まれるハズ。
秀でて外国人が多い場所ってありますよね。

例えば観光地。都内のみならず、大阪都心部や京都、福岡などの大都市を中心に、近年では海外からの観光客が増えております。
そういった場所では、一時的な体調不良で観光客が外来に訪ねることも少なくありません。
しかし英語が必ずしも通じる相手ではないので、英語力が100%活きるか…は若干疑問もあるところですね。

他には工場地帯で、海外からの就業者が多いエリア。
日本だと浜松市などはブラジル人が多いと言われております。工場が多いエリアですとブラジル、フィリピン、タイなどからの就業者の方が多くなります。
他にも飲食店なども外国人の働き口としては大切な場所。東京の新大久保は韓国、横浜や神戸は中華街もありますね。
他にも都心部ですと、大使館周辺のクリニックなどは各大使館からの外来患者、健康診断の利用者が多いのだそうです。

最後に大きなのが、米軍基地周辺。
米軍に勤める方、その家族。また米軍基地周辺にはアメリカ人向けの飲食店なども多いため、米軍周辺の病院も意外と注目していただきたい就業先です。

最後に…最近話題になっている、医療ツーリズムの受け入れ病院を当たるのも良いでしょう。
まだまだ日本国内で医療ツーリズムを受け入れている病院は多くありません。また都心部というよりは、郊外に多いのも若干残念なところかもしれません。
しかし今後は診療報酬ばかりではなく、稼ぐ病院に変わっていく必要があるため、医療ツーリズムは空港からアクセスが良いエリアでは拡大の余地もあります。

外来・クリニックは比較的多い

入院よりも、外来患者の方が多いですから英語に触れる機会は外来、クリニックの方が多いです。
どの程度英語を使いたいか…使用頻度の問題もありますが、日常会話以上の英語レベルを求められる職場となると、都内の大使館周辺や、六本木周辺のクリニックがオススメ。

比較的外国人の患者様が多いので、日常会話以上を応募資格としているクリニックも複数箇所あります。
また研修などで英会話を行っているクリニックもあるくらいです。

ただ都心部のクリニックは、サラリーマン相手にしているところも多く終業時間が遅いクリニックも多いのです。
20時~21時頃まで診療しているクリニックもあるので、時間に制約がない看護師さんの方が良いでしょう。

最後に、英語を使える職場はゼロではありませんが、かなりニッチな希望であることも確か。
少ない求人が故に、なかなか求人が出ないこともあります。
また英語が話せることが、給与に反映されているか…と言えば、正直秀でて給与が高くなるわけでもないのです。
その点は非常に残念な点ではありますが、英語力をプラスアルファで活かすと考えて希望の職場を探してみましょう!

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