入職時期の狙い目

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早いもので12月も終わりに差し掛かってまいりました。
年末年始は1年の振り返りをして、新たな年に向けた目標を立てる方も多いことと思います。

来年こそは転職をしよう!

なんて、思ったものの…
いざ12月も末になってみると、果たしていつを入職月と標準を合わせて転職活動をするのが良いか…悩みませんか?
どうせなら、良い条件の求人が出る時を狙って転職活動を進めたいものですよね。

 

ベストは4月入職

これが結論なのですが…

ベストな入職時期は、間違いなく4月1日入職です!!!

なぜか?
それは、1年で一番4月入職に向けた求人が多いからです。

公的病院や大学病院は年度末の3月で退職が確定することが多いです。
するとそのまま4月1日から働けるところを探す看護師さんが多いわけで…転職者数も、求人数も一番多いのが4月1日入職なのです。

まぁ…これはおおよそ想像がつきますよね。
病院だけではなく、一般企業も4月は新人が入社して一年で一番活気があり、オリエンテーションも充実している時期。

4月1日は求人が多いだけではなく、オリエンテーションの充実は意外と既卒の方にとってもメリットが大きいのです。
病院についての説明、業務の流れなどきちんと座学で説明してくれるので、現場に配属になった時の戸惑いが少ないもの。
(もちろん既卒の方は、新卒者よりも早めに現場におりていくことになりますが)

それに4月は入職者が多い、つまり同期になる看護師さんも多いということ。
年度途中だと、病院の規模によっては入職者は自分ひとりというケースもよくある話。
しかし4月だと、少なくとも数名の入職者がいるので年齢や経験は違えど、同期として何かあっても相談しやすい相手お互いいるという心強さは大きなメリットになるでしょう。

つまり4月1日入職に標準を合わせて転職活動するのが、一番良い!ということですね。

4月入職の思わぬデメリット

4月入職のメリットが多い反面、デメリットもあります。

例えば…
新卒看護師が大勢入職する職場だと、教える側の手が足りなくなり既卒者の受け入れが雑になること。
通常プリセプター制度があっても、既卒者は「何かあったら、この人に聞いて!」という案内だけなんて病院もありました。

他にも、託児所を利用の看護師さんに多い話が、4月は育休からの復職者が多く託児所が定員いっぱいで新規の受け入れができない…なんて話。
都内近郊は待機児童も多く、入園申請をしていても不安で託児所つきの病院を探す看護師さんも多いです。

託児所が利用不可となると、その病院を選ぶメリットもなくなってしまいますよね。
保育園の入園は2月中旬頃にならないと結果もわからないですから、いつになっても転職活動を進めることができない…こんなママさんナースも例年多いのです。

病院としては、既存のスタッフが最優先で託児所利用ができますから、新しく入職するママさんナースは託児所の空き確認は漏れなく行うようにしましょう。

 

3月までに入職できる看護師さんに朗報

4月入職の話ばかりしてまいりました。

しかし、早めに入職できると転職活動している看護師さんにはさらなる朗報!

それは…
年度末に向けて、退職者は増え、退職者は有給消化をしていく関係で病棟はじめ各部署で人手不足に陥ることが例年よくあるのです。
冬の賞与の後に、思いの外退職希望者が多く出てしまったりだと病院も慌てて早めに入れる看護師さんを探し始めます。

早めに入れるというだけで、配属先の融通、シフトの融通、採用バーが低くなったり様々な交渉がしやすい状況もあるのです。
また4月は新卒のみの採用をしている…というお堅い病院も、人が足りないからとにかく早めに入れる方!ということで求人がでることもあるのが2~3月なのです。

4月入職は良いのですが、ほんの1ヶ月だけでも早く入職できるだけでも皆さんの希望が叶いやすい状況もあるので、これから転職活動を進めていく看護師さんは是非頭の片隅においてもらいたい情報です★

 

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