男性看護師の転職

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看護師は女性職場である。

これは世間では当たり前の認識ですよね。
以前は看護婦と言っていたくらいですから、女性が多いのは周知の事実。

看護師は9割が女性で、1割が男性…と言われています。
しかし最近は一般企業では女性の管理職登用が進むように、性別の垣根を越えて人材を活かしていくことが人口減少の日本にとっては大切な課題。
看護師業界も、女性ばかりの職場ではなくなっています。

実際に看護学生に聞くと、男性の看護学生の割合は1.5割~2割くらいいるようです。
これは心強い!!

さて男性看護師の働く職場環境、病院選びはどうなっているのでしょうか?

 

男性看護師でよかった

まだまだ女性が圧倒的多数の職場では、女性ならでは人間関係が…

女性はグループ化したくなり、陰口を言いたくなり、人をねたんだりしたくなり…と、女性が集まるところには大なり小なり人間関係の亀裂…いえ、ヒビが生じているものです。

しかし男性は少数派ですから、意外と女性の先輩たちから可愛がられたりするもの。
またグループの派閥間争いを、傍観しているだけなんて特権も。

女性職場だからといって、嫌煙することはありません★

男性看護師の苦労

一転、男性看護師も派閥争いに巻き込まれるケースも!?どっちつかずの立場をとっていたら、両方から攻められるなんて話も聞きました。
いやですね~女性職場は大変!
病院、施設いずれも女性が多いので、転職先では男性看護師の在籍がゼロということも。

それに夜勤が2名体制だと、夜勤を組むことも大変だと師長から言われたことがある方も。夜勤をうまく組めずに、気づけば人よりも夜勤回数が減っていた…なんて経験がある男性看護師さんもいました。
夜勤回数が減ると、収入面にも大きな打撃があります。同じ仕事をしているのに、おかしな話ですよね。

 

男性看護師はどこに多い?

一般的には精神科病院では、男性看護師が多いといわれています。
実際3割程度男性看護師だったり、多いところだと半数が男性看護師なんて精神科病院だってあるんですよ~!
今まで女性職場で悩まされていた男性看護師さんには、朗報でしょ?

精神科は比較的体力がある患者様、自立度が高い患者様も多いので男性の力が必要となることだってあります。
(暴れている患者様を押さえることだって必要です。)

また精神科医療は医療的処置が多い急性期などの医療現場と比較して、学術的な部分もあります。
傾聴、観察することで患者様の状態を把握して、治療方針や与薬内容を決めていくので、看護師と医師のヒエラルキーが少ないといわれています。
それもあって、男性看護師には居心地がいいそうです。

精神科病院は、一般病院よりも更に資格取得支援制度が充実していることが多いです。
(ただ看護配置上、正看護師よりも准看護師の取得から目指す文化が根強いのは玉に瑕。)
そして奨学金を取得して、お礼奉公って流れですね。男性の方が、賃金を稼ぐ、キャリアを考えることが女性よりも求められますから(家庭の大黒柱になりがちという理由)、助手から准看護師、准看護師から正看護師へステップアップする方が多いのですね♪

その他一般病院の中では整形外科病棟、脳外科病棟、救急外来・救命センター、オペ室は男性看護師の割合が多いです★
脳外科、整形外科はオペ後の体交やリハビリが必要で、これまた力が必要だから男手が必要とされているそうです。

今まで男性看護師だからと肩身が狭い思いをしたことがある方。
是非次の転職では居心地の良い職場環境を見つけましょうね~!

 

byハチ

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