看護師のキャリア~後輩から先輩へ~
看護師になったばかりの頃は、先輩看護師と上手に関係を作ることができずに悩む看護師も多くいます。そして、数年たつと、自分より新しい看護師が入ってくることから、自分の立場が後輩から先輩へと変わっていきます。先輩になると、後輩との関係を作るだけでなく、仕事の面でもしっかりと指導をしていかなくてはいけないことから、思うように指導ができずに悩む看護師もいるようです。
実は過去に自分が苦手だと思っていた先輩看護師は、自分たちの指導において、どこかで悩んでいたのかもしれませんね。
後輩のタイプには幾つかのパターンがあります。どのようなパターンがあるのか具体的に見ていきましょう。
頑固な新人
新人看護師の中には、まだ仕事をきちんと覚えていないのに頑固な看護師もいます。特に、他の職業から看護師に転職してきた看護師に多く見られる特徴です。頑固な看護師は、仕事がまだできなくてもプライドが高いことが多く、こういった頑固な新人の指導をする際には、良いところを上手に褒めながら、できない部分もできるように指導していくとよいでしょう。
会話が少ない新人
会話が少ない新人さんは、まじめで、仕事はよく覚える人が多いでしょう。しかし、緊張していることから、どうしても会話が少なくなってしまいがちです。会話が少ない新人さんには、リラックスできるように先輩の方から会話を持ちかけてコミュニケーションをとりましょう。
おせっかいな看護師
看護師さんの中には、我慢ができずについつい自分の仕事以外にも手を出してしまう人がいます。こういった看護師さんは、やる気はあるのですが、人の命を預かる看護の現場では、決められたルールを守ることが大切です。おせっかいをすることにより考えられるリスクなどについて説明してあげることにより、理解を得ることができるでしょう。