12月1～2週目は、冬の賞与支給時期ですね。
病院に勤める看護師さんの平均賞与は、年間3.5～4ヶ月程度。
冬の賞与に2ヶ月分程度を予定している病院は多く、皆さんの懐事情もあたたかいことでしょう。
羨ましい限り…
しかし！
冬の賞与をもらった後に退職交渉を始める看護師さんも多く、管理者はこれからどれだけ退職の希望が出るかヒヤヒヤしています。
一方、退職を考える看護師さんは次の職場探しに動いていらっしゃいますよね？
例年12月に入ると、3月末退職、4月1日入職で転職を希望する看護師からの相談が多くなります。
年間で一番多い、4月1日就職。今回は4月に向けての転職活動について考えてみたいと思います。
4月は一番希望者が多い
公的病院、大学病院では年度末の退職が暗黙のルールですよね。
例年夏頃に年度内退職希望者を募り、翌年4月にどれだけ採用するかの人事計画が決まるわけです。
旦那さんの転勤に帯同する、妊娠や出産、親の介護…など、よほど突発的な理由でもなければ、通常年度の途中での退職は認められないことが多いです。
よって…3月末まで働いて、4月に就職を希望する看護師さんが多いため、4月採用の求人は年間で一番多いのです。
もちろん新卒看護師はみなさん4月入職ですから★
逆に考えれば、3月末に退職する人が多いのであれば4月入職の求人は多い！とも言えます。
4月は常勤者の転職が多い
3月末に律儀に退職をする看護師さんの多くは、夜勤が可能な常勤希望の方。
病院は4月入職は、多くの夜勤可能な看護師さんが採用できてしまうわけです。
もちろん日勤だけの希望の方も多く動く時期ではありますが、採用側からみると夜勤が可能な方を採用できる時期だから、夜勤可能な方を採用したいと思うのは当然！という強気なスタンス。
そういった背景もあり、4月求人は日勤のみの勤務や非常勤求人は減るのです。
日勤のみの希望の方は、今は求人ないから5月以降にまた…なんて法人とのやり取りが増えます。
しかし4月1日から学校も新しい学年がスタート。
お子さんの進学や保育園入園などを機に、4月から働けるママさんナースも多いですよね？
ママさんナースの大半は、日勤のみ希望の方が多いです。どうしたらよいのでしょうか？
3月までの入職は働き方が相談しやすい
4月は夜勤可能な常勤者がたくさん採用できます。しかし3月末までに退職する看護師さんが多く、有給消化でシフト作りもままならない…という病棟は、思いの外多いのです。
つまり、2～3月は年間で一番看護師の人数が少ないのです。
この時期に入ってくださって、看護配置人数となってくれれば日勤だけでも、非常勤でも助かる！なんて話も多いんですよ♪
1月以降は、早急に入れる看護師さんなら働き方は柔軟に相談にのるなんて話も法人から多く寄せられます。
土日休み、時短など通常時期では求人が少ない希望をお考えの看護師さんは、入職時期をほんのちょっと前倒して、希望の働き方を叶えてみましょう。
例えばお子さんの保育園待ちの方は、2月3月の期間限定で託児所の利用も可能な場合はあります。
また4月からは日勤常勤だけど、2月3月は非常勤で週に2日程度働くことからスタートする…こんな希望も調整できたりします。
毎年多い相談なので、そこは気軽にコンサルタントに相談してみましょう！
